SARAYA
ラクトフェリン研究所

ラクトフェリン研究のパイオニア

飲むラクトフェリンで注目を集める中、“肌に塗る”ラクトフェリンの優れた力を追求、発見。
SARAYAラクトフェリン研究所ではエイジングケア効果に着目し、特にハリ・弾力、うるおいの確かな美肌実感のため、肌のメカニズムとデータに基づいたスキンケア開発を行っています。

カルフォルニア大学との共同研究

ラクトフェリンの可能性を引き出す
高度な研究で、世界的な評価を受ける

2011年からは、ラクトフェリン研究所の世界的権威者Dr.ロネダールを中心に学識と伝統を誇るカルフォルニア大学デイビス校とのラクトフェリンスキンケアの共同研究がスタートしました。
共同活動の中でラクトフェリンの効果実証を進め、新たな可能性を探求しつづけています。

ラクトフェリンを肌の奥※3へと届ける、
世界初の天然浸透型成分「ソホロ」を開発

ラクトフェリンを肌へ安全かつスムーズに浸透させることは、研究の重要なポイントでした。
そこでサラヤは、100%植物由来の浸透促進成分「ソホロ」を開発。
天然酵母がつくりだすソホロは、カプセル状になってラクトフェリンを包みこみ、肌の奥に届ける※3役割を果たし、さらにラクトフェリンの浸透を約2倍に高めることがわかりました。
このラクトフェリンとソホロが可能にした技術、「浸透型ラクトフェリン」の研究は、さらに高みをめざしています。

※角質層まで

オンリーワンのスキンケア実現をめざす
ラクトフェリン研究所 所長インタビュー

SARAYAラクトフェリン研究所所長 工学博士
平田善彦

ラクトフェリンの高い美肌効果、
すぐれた使用感を追究することで、
誕生した画期的なフェイスケアは、
サラヤ独自技術の結晶です。

多彩な専門性をもつメンバーが研究成果を持ち寄って、開発を続けています

美容に関心の高い方はもちろん、健康を大切にする方の多くは、スキンケアの成分に注目しておられるのではないでしょうか。その多くは、界面活性剤もしくは乳化剤と呼ばれる成分を配合しています。
この成分がなければ、どんなに効果の高い美肌成分も、肌なじみが見込めないからです。

私は大学時代から20年近く研究を続け、生物がつくりだす、100%植物由来の天然界面活性剤ソホロを開発しました。
SARAYAラクトフェリン研究所では、ラクトフェリンそのものの専門家、そして私のようにラクトフェリンをスキンケアにいかす成分の専門家が、多彩な学識を結集しています。

ソホロの開発で、サラヤの歴史にベビー用ケアと美肌ケアが加わりました

100%植物由来のソホロがデビューするまで、界面活性剤のほとんどは石油系でした。ソホロの低刺激性について一例を挙げると、ソホロ配合の洗剤を食べた微生物は生きていますが、ソホロ以外では生きられません。この差は歴然です。

サラヤはまず、ベビー用のスキンケアで、天然の乳化剤としてソホロを実用化。そんなソホロとラクトフェリンが出あったのは、2006年頃のこと。研究を重ね、フェイスケアに求められる細胞への高い適合性、低刺激性、浸透力、マイルドさを、ソホロによって達成。

ラクトフェリンのスキンケア実用化、100%植物由来界面活性剤のフェイスケア実用化、どちらも初めての試みとなり、サラヤらしい新しい価値観をアピールできました。

私が目撃したラクトフェリンとソホロの素晴らしいコンビネーション

ラクトフェリンによるスキンケアは、シワ、シミの対策であり、美白、うるおいをもたらすことが期待できます。ソホロがラクトフェリンを肌の奥※2深くまで届ける役目を果たすことによって、ラクトフェリンはこの実力を十二分に発揮できるようになりました。
その仕組みはミクロの世界のお話。10万、100万個ものソホロが集まり膜をつくることで、きれいな球形になるのがポイント。そこにラクトフェリンを配合すると、球形のソホロとラクトフェリンがまとまっていく様子を確認できます。

ソホロは皮膚との親和性が高く、自発的にしみこんでいくので、ラクトフェリンもソホロと一緒なら肌の奥※2まで届き、細胞になじみやすいというわけです。

「ソホロ」とは、糖と油の発酵技術によって生み出された天然の浸透促進成分。ラクトフェリン化粧品に配合することで、美容成分を包み込み、肌の奥※2に届ける独自の技術。

※1 加水分解パームソホロ脂質
※2 角質層まで

浸透型ラクトフェリン浸透型ラクトフェリン

フェイスケアにおいて、ラクトフェリンには秘めたる可能性があります

顔は、いつも外気にさらされています。そのうえ表情を伝え合い、会話をするために皮膚は薄く、年齢の影響も大きく、地球温暖化などによるストレスの影響も受けやすい。
私たちはフェイスケアのためにラクトフェリンが秘めた可能性はまだまだ多いと考えています。

また成分の組み合わせ、配合量、ソホロとの相互作用など、研究の切り口は無限です。研究対象としてのラクトフェリンは、神秘的で魅力的。多彩な機能のうち、わかっているのはまだ10分の1か2程度ですし、なかでも皮膚へのアプローチは、世界的にまだまだ希少といえるでしょう。
これからどんな研究展開があるか、私たちも楽しみにしているところです。