ウガンダでは不衛生な環境のために亡くなる妊産婦が多くいます。
ウガンダは20年以上も、政府 と反政府勢力の武力衝突の場となってきました。
その影響で水道などのインフラ整備が進まず、貧困地区の衛生環境の悪さから感染症が蔓延しています。
郊外の県には病院が1カ所ある程度で、多くの妊産婦は近くのクリニックで出産をしています。しかし医師がいるクリニックは稀で、設備も不十分。
不衛生になりがちで、敗血症などの感染症で亡くなる妊産婦が後を絶たないのです。
ウガンダ 医療従事者から寄せられたメッセージ
SARAYAのプロジェクトへの想い
プロジェクト立ち上げに、保健省大臣や日本大使、WHOの手指衛生ガイドラインの著者でもあるピッテ教授も。
ジョイセフは、ウガンダで「性と生殖に関する健康と権利」に関わる活動をしている現地NGOのRHU(リプロダクティブ ヘルス オブ ウガンダ)と協働して活動を行っています。現地をよく知るプロジェクトパートナーによって、妊産婦と女性のもとに支援の手が届く仕組みです。
RHUからアルコール手指消毒剤が現地のクリニックに届けられ、手指消毒の研修を受けた医療従事者がそれを使用し、院内感染を防ぎます。今回の届け先は、首都カンパラの郊外にあるGulu(グル)、Lira(リラ)、Apac(アパッチ)、Luwero(ルウェロ)の4カ所。